ハタヨガとヴィンヤサヨガの違いについて

f:id:yogablog:20200423092431j:plain

今回はハタヨガとヴィンヤサヨガの違いについてご紹介していきます。



ハタヨガとは
ハタヨガは、サンスクリット語で太陽の意味を持つ「ハ(ha)」と月の意味を持つ「タ(tha)」、そして結ぶという意味を持つ「ユジュ」が語源である「ヨガ」が組み合わさり成り立つ言葉です。太陽と月、陽と陰、精神性と生命力のように、対として存在するもの同士を結び付け調和させることを目的としていると言われています。ハタヨガはアサナや呼吸法が心と身体を動かす原動力であるという考えのもとに誕生したヨガ。ポーズと呼吸法に重点を置くことで、集中力や自分自信の内側への意識を高めることを目的としています。

ハタヨガの効果
ハタヨガは、基本となるポーズと呼吸法を通して精神の安定、集中力向上、自分自身の内側への意識を高めることを目的としたヨガです。ストレスによる自律神経の乱れやバランスを整えることを重視しているのでストレス緩和やうつ病にも効果が期待できると言われています。
また、ハタヨガのポーズにおける基本として、バンダという技法があります。バンダとはサンスクリット語で「締め付け」を意味する言葉。バンダは、喉・腹部・肛門などの引き締めを行うものですが、中でも代表的なものがウディヤナ・バンダとムーラバンダ。ウディヤナバンダは、解剖学的に言うところの腹横筋。ムーラバンダは骨盤底筋に当たります。この2つは私達の体幹(コア)を支える重要な部位にも当たりますが、日常生活では意識しないため緩みがちなっている方も多くいます。普段の生活では鍛えられない筋肉や骨なども積極的に動かしていくのもハタヨガの効果へと繋がります。

ヴィンヤサヨガとは
ヴィンヤサヨガは、運動量が最も多いといわれる「アシュタンガヨガ」から派生したヨガ。古典的なアシュタンガヨガをアレンジしたもので、呼吸と流れ(シークエンス)を重要視しているのがポイント。連続してポーズをとっていくので、運動量もあります。
ヴィンヤサヨガは、呼吸に合わせたリズミカルな動作で動いていく太陽礼拝に代表されるようなシークエンスが特徴的で、一つ一つのポーズが繋がっていくダンスのようなフローで流れていきます。

ヴィンヤサヨガの効果
呼吸に合わせて一つ一つのポーズを流れるように取る「太陽礼拝」のシークエンスを中心にポーズが組み込まれるヴィンヤサヨガは、呼吸に意識を向けることが重要です。
呼吸を安定させながら一連の動作を行うことで、心を安定させる効果があると言われています。また、連続的にダイナミックなポーズをとるため、運動量が多くダイエット効果や、血流改善を促しデトックス効果、また体幹を鍛える効果も期待できるのがヴィンヤサヨガです。


引用:【ハタヨガとヴィンヤサヨガ】合ってるのはどっち?特徴や効果、違いから自分にぴったりのヨガを選ぼう!

 

 

いかがだったでしょうか?「ヨガ」と言っても様々な種類がありますので自分に合ったものを見つけましょう。